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CAFE

「和菓子のある幸せなひと時を」

「和菓子のこと」
趣味で作っていた和菓子を

もう少し上手くできたらと思っていたところ、

茶の師匠と東京の和菓子教室へ

同行する機会に恵まれました。
知らなかったことが数多くありました。
上新粉、白玉粉の他、上用粉、餅粉、

道明寺粉、上南粉、寒梅粉、みじん粉…。


主食である米を幾通りにも加工し使い分ける

日本人の創意工夫具合に驚嘆し、

人々の願いが込められ、

四季を彩る美しい和菓子の姿に感動しました。


そして、

和菓子職人である講師の先生方の真摯な姿勢、

理想を追い求める静かな情熱に心打たれました。
 

師匠とは一年間同行し、あれから早数年、

月に一度の教室での勉強はまだ続いています。
和菓子のある幸せなひと時を、

お客様と共有できましたら嬉しく思います。

菊花
常磐(ときわ)
ホワイト聖夜

「あんこのこと」
あんこの原料は同分量の小豆と砂糖(三温糖)のみ。

小豆は、いわき市草野地方産。

柔らかく煮た小豆を半分は粒のまま、

もう半分はこしています。

その昔、家族につぶあん派とこしあん派、

両派共存したことから考え出された

我が家オリジナルの作り方です。
コクのある自家製あんは、あんみつ、善哉にはもちろん、

和菓子にも活用しています。

あんこは優しく、慈悲深い味がするような気がするのです。

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「寒天のこと」
2011年以降、

地元いわき市豊間の海の天草は望めなくなりましたが、
縁あって西伊豆産の天草を煮出し

こして寒天を作っています。
幼い頃はあの独特の香りが苦手でしたが、

今思えば海の恵みを

当然のように享受する贅沢な環境でした。
天草寒天特有の風味と歯ごたえをお楽しみください。

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